- ○○勉強法にこだわりすぎて逆に非効率になっている
- 「効率よくしなきゃ」という完璧主義を止めたい
そんな方にオススメの記事です。
最近は勉強法ブームといっていいほど、書店に行くと「最強の勉強法」「究極の勉強法」とかいう本がいくらでも売っています。
いったいいくつ究極があるんだよといいたいものです。
僕も学習法のハウツーが好きでよく読むのですが、いろんな勉強法を知れば知るほどわけがわからなくなります。
そこで今回は勉強法ブームの混乱から抜け出す方法を解説いたします。
「非効率なやり方をしているかも…」という焦燥感
勉強法を学ぶ目的は、学習を効率化させることです。
ですが、勉強法にこだわりすぎて非効率になってしまうこともあります。
「非効率なやり方をしているんじゃないか」「時間をムダにしているんじゃないか」という不安を感じて、投げ出してしまいたくもなりますよね。
完璧主義に陥りやすいのは勤勉性が高い人の特徴です。真面目で集中力のある人ほど勉強法スパイラルにハマってしまうんですね~。
「万能な勉強法はない」と割り切ろう
大前提として勉強法には究極のものはありません。
例えば、紙のノートを使うかデジタルノートを使うか問題でもそうです。
結論からいうと、紙でもデジタルでもそれぞれのメリットがあるので「好みによる」としか言えません。
紙に書くメリットは記憶の定着率が見込めることです。ペンを使うことによって指先の末梢神経が刺激されるためと言われています。
デジタルに書くメリットは管理がしやすいことでしょう。音声入力や検索機能を使うこともできます。
さらに、デジタルで書くとしたらどのアプリを使うかも問題になってきます。
様々な勉強法のメリット・デメリットを加味した結果、「一体何をどう使えばいいんだ」という負の勉強法スパイラルに陥ってしまうのです。
勉強法に迷走している人にオススメの解決策
勉強法読書術」などのハウツーを読み漁ったあげく「いったい何をやればいいんだ…」なんていう状態に陥っている人にオススメの解決策をお教えしましょう。
解決策とは、日によってとっかえひっかえするってことです。
どの勉強法を使ってもメリットとデメリットがあるのですから、気分によって変えればいいんじゃない?っていう結論に至ったわけです。僕は。
例えば、
- 今日は紙のノートに書こう
- 今日はデジタルのマインドマップにまとめよう
- 今日は立って勉強してみよう
- 今日は自然のなかで勉強してみよう
- 今日は交互学習をしよう
みたいに。
勉強スタイルを取りかえながら使うことによって、勉強法スパイラルから解消されます。
- デジタルのノートが効率いいからデジタルだな!
- やっぱ紙の方が記憶しやすいらしいし、紙だな!
- いや、やっぱデジタルの方が管理しやすいかも…。もうわけわかんなくなってきたーーーー!!
みたいな葛藤にもおさらばです。
どっちも使う。気分で使い分ける。
という第3の選択が残っているではありませんか。
- 今日は紙の気分だな。紙にガッツリ書きますか!
- 今日はデジタルに書こう。ラクチンラクチン
- ちょっと時間が空いたな。スマホ開いて復習するかー。
- 結構時間できたな。ノート開いて復習しますか。ペラペラ、ペラペラと。やっぱ紙のノートは「勉強してる!」って感じがしていいわー。
みたいにどちらの恩恵もうけることができるんです。すごい!!
科学的勉強法まとめてみました。気分で使ってくださいね
- 自然のなかで勉強する(外に出て勉強する)
- マインドマップに音声入力
- 京大カードに記録
- ながら食べで勉強する
- 運動しながら勉強する
- 書きなぐる勉強法
- ながら勉強で復習
- ひらめきサイクルを使う
- 交互学習
- クリティカルシンク読書
「今日1日はこの勉強スタイル」と決めてしまうことで、その日1日は勉強法に惑うことはなくなります。
勉強法を変えながらやった方が効率いいかも
モチベーションが連続的に高まる
新しい勉強法を知ったあとはモチベーションが高まり、勉強をする気が出ますよね。
これは、脳の偶有性と言って、脳が新しいものを好む性質があるからです。
勉強法をとっかえひっかえすることで、毎日新鮮な気持ちで勉強に取り組むことができます。
結果を感じやすい
勉強法を変えるということは、出てくる成果が変わってきます。
例えば、「今日はひらめきサイクルを使って勉強したおかげでアイデアが出やすかったな。でも、昨日ほど記憶に残ってない気がする。やっぱ昨日やった運動しながら勉強は記憶にいいんだな。」という感じで勉強法の効果を実感しやすいのです。
自己効力感ならぬ、勉強法効力感とでもいいましょうか。
その点、ずっと同じ勉強法をやっていると比較対象がないので、「本当に効果が出てるんだろうか」と不安になってしまいますよね。
「効果が出ていない。この方法でもダメだ…」とムダに落ち込んで、負の勉強法スパイラルにはまるのを防ぐことができます。
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